ICLの会議
  • 2002年1月21-25日に京都において、ICL設立の基礎となった国際地質科学計画IGCP425「文化遺産と地すべり災害予測」の一環として UNESCO-京都大学共催シンポジウム「斜面災害危険度軽減と文化自然遺産の保護」を開催した。その結果、2002年京都宣言「ICLの設立」と定款の採択によるICLを設立した。
  • 2005年1月18-22日の神戸で開催された国連防災世界会議の一環として、「洪水・斜面災害セッション」を開催した。その結果、UNESCO, WMO, FAO, UNISDR, UNU, ICSU, WFEOが、地球システム災害危険度解析と持続できる災害管理に資する研究と教育推進に関する同意書(letter of Intent)に調印した。
  • 2006年1月18-20に国連大学において、ICLと5国連機関等の共催による円卓会議を開催し、「2006年東京行動計画」を採択し、国際斜面災害研究計画(IPL)を設立した。
  • 2008年11月18-21日に第一回斜面防災世界フォーラム(WLF1)を東京・国連大学本部において開催し、48ヶ国から430人が参加した。斜面災害軽減のための世界的中核機関(World Centre of Excellence:WCoEs 2008-2011)を12機関認定した。
  • 2011年10月3-9日に第一回斜面防災世界フォーラム(WLF2)をローマの国連食糧農業機関本部において開催し、63ヶ国から864人が参加した。
  • 2012年1月17-20日に京都に於いて文部科学省の平成23年度科学技術戦略推進費「科学技術外交の展開に資する国際政策対話の促進」の経費を得て、ICLの十周年記念「地震・豪雨地帯の斜面災害危険度軽減に資する科学技術推進のための長期戦略企画国際集会」を開催した。ICL長期戦略計画2012-2021を策定した。世界各地での会員機関と協力機関のイニシアティブによる持続できる活動を推進するための具体策の一つとして、ICLの地域ネットワーク(4)と課題別ネットワーク(5)を設立した。
  • 2014年6月2-6日に北京において第三回斜面防災世界フォーラム(WLF3)を開催する。
  • 毎年11月にパリのユネスコ本部のボンバンビルで定例のICL代表者会議(BOR/ICL)とIPL地球規模推進員会(IPL-GPC)とIPL Symposiumを開催し、ICLとIPLの運営についての決定、研究発表、IPL Projectsの報告と新規プログラムの審査と認定を行っている。