IPLについて
  • 2005年1月の国連防災世界会議(神戸)でのICL共催の「洪水・斜面災害セッション」での提案を受けて、2006年1月に国連大学において、ICLと5国連機関等の共催による円卓会議を開催し、「2006年東京行動計画」を採択し、国際斜面災害研究計画(IPL:International Programme on Landslides)を設立した。
  • ICLは、同上会議の共催機関であるユネスコ(UNESCO)、世界気象機関(WMO)、国連食糧農業機関(FAO)、国連防災戦略事務局(UNISDR)、国連大学(UNU)及び世界的NGOである 国際科学会議(ICSU)、世界工学団体連盟(WFEO))と各々「国際斜面災害研究計画 (IPL)」推進のための協力覚書を交わした。<IPL>
  • IPLを推進するために国際斜面災害研究計画・地球規模推進委員会 (IPL-GPC)が設立された。そのメンバーは、UNESCO、WMO、FAO、UNISDR、UNU、ICSU、WFEO及べICL加盟の55機関の代表者である。毎年、ICLの代表者会議にあわせて会議を開催している。
  • 国際斜面災害研究計画(IPL)では、フルカラーの隔月国際学術誌「Landslides」の発行、世界各国における48課題(2013.4.1時点)の研究・人材育成プロジェクトの実施、3年ごとの斜面防災世界フォーラムの開催と斜面災害軽減のための世界的中核機関(World Centre of Excellence:WCoEs)の認定(2011-2014年:15機関)等を行っている。